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GLP、大阪府茨木市で「ALFALINK茨木1」着工

2023年1月11日 (水)

▲「GLP ALFALINK茨木1」完成イメージ(出所:日本GLP)

拠点・施設日本GLP(東京都中央区)は11日、大阪府茨木市で延床面積16万平方超の大型物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)茨木1」を着工し、起工式を行ったと発表した。アルファリンクブランド施設の第3弾「茨木」の1棟目にあたり、大型マルチテナント型先進的物流施設として、2024年7月の竣工を予定している。

発表によると、施設の6階にはトラックターミナル区画が設けられ、佐川急便(京都市南区)の入居が決定している。施設に入居する企業はこのターミナルを利用することで荷物の出荷・集荷を効率化できる。1階の一部区画には冷蔵対応の区画を整備する。近年の冷蔵倉庫の旺盛なニーズに対応する。

▲カフェテリアの完成イメージ(出所:日本GLP)

施設で働く人専用の共有休憩室は、家のような居心地の良い空間で、企業間の垣根を超えたコラボレーションを誘発する場を目指すという。地域に開かれたスペースとして、エントランスと一体感のある公園と、共用棟を用意する。共用棟にはテラス付きカフェテリア、売店、託児所などが整備される予定だ。

立地面では、大阪府道14号沿いに位置し、名神高速道路、近畿自動車道、中国自動車道の結節点となる吹田ジャンクション(JCT)から6.2キロとアクセスに優れている。 近隣にトラックターミナル、卸売市場、鉄道貨物ターミナルなどの物流関連施設があり、物流拠点として高いポテンシャルが見込まれる。人口密集地である北摂エリアに立地することから、雇用確保の面でも優れている。

BCP面では、非常用発電機や防災センターを2階に設置し、浸水や地震による停電などの災害に備え、非常時には井水利用を想定した設備設計を実施。屋上に自家消費型の太陽光パネルを導入予定で、館内電力の一部を賄う。多様な省エネ対策や働く人に配慮した設備設計、将来的に災害拠点として機能できる点など、物流施設として先導的なモデルであると評価されているという。

日本GLPは、神奈川県相模原市と千葉県流山市の各アルファリンクで培ってきた施設開発・運営の経験とノウハウを結集させ、関西でも開かれた物流施設を目指す。

施設概要
所在地:大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内
構造:PC免震造、6階建て
敷地面積:6万9000平方メートル
延床面積:16万5000平方メートル

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LOGISTICS TODAY編集部
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