ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

瀬戸内海の小島へ水上ドローンで医薬品輸送試験

2023年1月12日 (木)

(イメージ)

国内瀬戸内海の粟島(あわしま、香川県三豊市)で水上ドローン輸送の試験運航が1月27日に行われる。オンライン診療を受けた島内の患者に薬や日用品を届ける。試験運航を通じて、将来の島での生活や医療の在り方を住民とともに考える。

粟島は、三豊市の本土側から4.5キロ沖にあり、面積3.72平方キロメートルの小さな島だ。

試験運航を主催するのは、地元企業や医師会、NPO法人、自治体などで構成するコンソーシアム「粟島スマートアイランド推進協議会2nd」。それによると、水上ドローンは電動モーターで進む小船で、対岸の須田港から粟島まで1時間弱で医薬品や日用品を運ぶ。今回は遠隔操縦をするが、ゆくゆくは完全自動運航を目指すという。

少子高齢化や人口減少が進む粟島で、「医療」「物流」という観点から、新しい診療形態や輸送サービスの実証を行い、持続可能なサービスを確立したい考えだ。粟島以外の島への応用も視野に入れている。

このプロジェクトは、2022年度の国土交通省スマートアイランド推進実証調査の採択を受けて実施される。

(出所:メロディ・インターナショナル)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com