ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日タイで物流政策対話やWS相次ぎ開催、国交省

2023年1月23日 (月)

行政・団体日本の質の高い物流システムの海外展開促進に向け、国土交通省は23日、日タイ物流政策対話とコールドチェーン物流ワークショップ(WS)をともにオンライン会議形式で開催したと発表した。

物流政策対話は、両国の政府関係者間で物流政策やコールドチェーン物流の促進に関する取り組みを情報共有した。タイの物流課題に対して、日本側からの問題提起や改善に向けた取り組み状況などを確認した。

議事概要によると、国交省はスワンナプーム空港TGターミナルにおける輸出入貨物の取り扱いが長時間を要する事案が常態化しているほか、貨物の引き取りまで数日以上を要する事例があったことを説明。貨物施設や関連機関に人員増強などを指示するよう要請した。

タイ運輸省からは昨年末から、新型コロナウイルス禍と比べて人員の30%増、取扱量の10%増に向けて施策を強化していることや、貨物ターミナルの拡張に関する報告が行われた。

コールドチェーン物流WSでは、日本やタイを含むASEAN(東南アジア諸国連合)各国から280人が参加。両国政府からコールドチェーン物流政策に関する紹介があったほか、学識者や物流事業者、荷主などがその大切さを説明した。

▲オンラインでの物流政策対話の様子(出所:国土交通省)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com