ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

オリ不、市川塩浜にエコ型マルチ仕様の物流施設

2023年1月25日 (水)

▲市川塩浜ⅠⅠロジスティクスセンターの屋根に敷かれた太陽光発電設備(出所:オリックス不動産)

拠点・施設オリックス不動産は25日、千葉県市川市に物流施設「市川塩浜ⅠⅠロジスティクスセンター」を完成させたと発表した。環境配慮をコンセプトにしたボックス型のマルチテナント仕様の施設で、屋根に太陽光発電システムを設置するなど施設内で使用する電力は100%再生可能エネルギー由来で賄う。

建物は4階建てで延床面積は2万4141平方メートル。最大2テナントが入居できる。首都高速湾岸線の千鳥町インターチェンジ(IC)から3.6キロに位置し、外環道(三郷南IC-高谷ジャンクション)の開通により、都内の主要なエリアへのアクセスが良好。20〜30キロ圏内に東京港や羽田空港があるため、船便や航空便を利用した広域配送の拠点としても強みがある。JR京葉線の市川小浜駅から徒歩12分のため、入居企業の雇用確保にも期待が持てる。

機能面は1階両面にバースを設け、計44台の大型トラックが同時に接車可能で、効率的な入出庫のオペレーションに寄与する。垂直搬送機や事務所スペースを追加できる設計となっており、テナントニーズに幅広く対応できる。

今回導入する太陽光発電システムは、発電した電力を施設内で自家消費できる。夜間や天候の影響で電力が足りない場合、オリックスが非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給する。LED照明の採用や駐車場にEV(電気自動車)充電スタンドを設置するなど、積極的にエコを志向した物流拠点として建設した。

▲周辺地図

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com