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上組系JPI、神戸魚崎冷蔵倉庫の建て替え完了

2023年1月26日 (木)

拠点・施設上組は26日、子会社の日本ポート産業(JPI、神戸市東灘区)が本社所在地で建て替えを進めていた神戸魚崎冷蔵倉庫が完成したと発表した。

それによると、竣工は2022年12月28日。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造の4階建て、延べ2万3826平方メートル。「高効率で環境負荷の少ない施設」をコンセプトに、自然冷媒(アンモニア、CO2)を使用した冷却設備を設置した。屋上一面に太陽光パネルも敷設し、倉庫で使用する電力の一部を賄う。

JPIは、乳製品や畜肉などの輸入冷凍貨物の流通量の増加が今後も見込まれることから、顧客へ高品質なサービスを安定的に提供するべく、老朽化していた同倉庫を建て替えた。JPIの収容能力は同倉庫と20年竣工の神戸住吉冷蔵倉庫を合わせ、建て替え前の1.5倍となった。

▲神戸魚崎冷蔵倉庫(出所:上組)

「神戸魚崎冷蔵倉庫」概要

所在地:神戸市東灘区魚崎浜町16
建築面積:6225平方メートル
延床面積:2万3826平方メートル
収容能力:F級(マイナス25度)2万2322トン、C&F級(マイナス25度~プラス5度)4087トン、C級(マイナス2度~プラス5度)7320トン、解凍庫(マイナス2度~プラス17度)334トン、熟成庫(マイナス2度~プラス15度)1102トン
構造:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、4階建て
仕様:垂直搬送機4基、貨物用エレベーター1基、冷凍冷蔵設備方式(アンモニア、CO2使用)、太陽光発電量500キロワット

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LOGISTICS TODAY編集部
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