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商船三井3Q、バルカー安定長期契約で営業益2倍

2023年1月31日 (火)

財務・人事商船三井が1月31日発表した2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比35.5%増の1兆2579億6800万円、営業利益が2.3倍の962億4400万円、純利益が48.5%増の7232億4500万円と大幅な営業黒字を計上した。ドライバルク事業での中長期契約の安定的な履行をはじめ、オープンハッチ船やツインデッカー船における堅調な荷動きを着実に取り込んだことなどが寄与した。

一方で、ケープサイズの市況は8月末までに大幅に下落し、パナマックスの市況も7月以降、世界経済の減速や中国向け荷動き減少により下落傾向が顕著になったと市況悪化について指摘している。

エネルギー事業では、原油船が夏場以降、船腹需要が増えて市況が回復。石油製品船も石油製品価格の高騰などで市況が一時低迷する局面もあったが、原油船と同様に高水準で推移した。

製品輸送事業では、コンテナ船について、持分法適用会社のオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)が、上半期の利益の積み上げが市況の急落による影響をカバーした。自動車船も柔軟に配船計画を見直すことで、前年同期を上回る輸送台数を確保して増益となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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