財務・人事商船三井が7月31日に発表した4-6月期決算は、売上高が4439億1300万円と7.8%の増加(前年同期比)となったものの、コンテナ船事業で運賃水準が低調に推移した影響により、全体の営業利益は65.5%減の39億5900万円と伸び悩んだ。
主要部門の業績は、不定期専用船事業が売上高2126億円(9.5%増)、営業利益108億円(13.8%減)、コンテナ船事業が売上高1878億円(7.3%増)、営業損失72億円(前年同期は61億円の損失)となった。
7月以降も引き続き「コンテナ船市況は脆弱であり、予断を許さない状況が続く」とみて、中間、通期の利益予想を引き下げた。
[商船三井]2015年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第1四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 443,913 | 411,924 | 7.8% |
営業利益 | 3,959 | 11,494 | -65.5% |
経常利益 | 7,543 | 15,291 | -50.7% |
当期純利益 | 8,512 | 12,941 | -34.2% |