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栗林商船3Q、海運市況好調で営業利益34倍増

2023年2月10日 (金)

財務・人事栗林商船が10日発表した2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比12.5%増の382億3500万円、営業利益は前年同期が低調だったこともあって34.1倍の22億1500万円、最終利益は10.4倍の17億6300万円と、増収・大幅増益となった。

事業別業績は、海運事業で、北海道定期航路が雑貨をはじめとした品目の市況の好調が続いたことから、輸送量は増加し、近海航路でも市況が安定的に推移したため、売上高が9.6%増、営業利益は6.2倍という増収・大幅増益だった。ホテル事業は、全国旅行支援制度の継続や訪日旅行の再開に伴う宿泊需要を着実に取り込めた結果、宿泊客数が回復し、売上高は2.4倍となったが、営業利益は3300万円の赤字だった。

23年3月期通期の連結業績は、従来予想を上方修正し、売上高を505億円(従来予想495億円)、営業利益を22億円(16億円)、最終利益を17億5000万円(12億円)とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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