サービス・商品トラック運送の求荷求車マッチングサービスを展開するハコベル(東京都品川区)は1日、スマートウォッチから取れる生体データを活用したサービスを展開するenstem(エンステム、同中央区)と提携したと発表した。中小運送会社や個人ドライバーを支援する「ハコベルサポーターズプログラム」で、ドライバーの安全と健康を守る「Nobi for Driver」(ノビ・フォー・ドライバー)というenstemのサービスの受けられるようにした。
発表によると、ノビ・フォー・ドライバーは専用スマートウォッチをドライバーが身に着けるだけで生体データを取得する。運転前から運転終了までAI(人工知能)が危険な兆候を検知し、ウォッチの振動やスマートフォンからの音声でドライバーに通知する。単独で仕事をすることの多いドライバーは、体調不良に気付いてもらえないこともあり、このサービスを通じて運送会社やドライバーが安心して業務に専念できるようにする。
ハコベルサポーターズプログラムは、ハコベルが2022年10月に始めたサービスで、荷主企業や運送会社、個人ドライバーなどが利用できる。主に中小の運送会社や個人事業主のドライバーに向けて、燃料や車両・配送資材の調達環境を整え、経営や労働環境を支援する。その一環として、安全と健康に着眼し、交通事故を防止するため、ノビ・フォー・ドライバーのサービスを提供できるようにした。ハコベルを利用する運送会社やドライバーには、同サービスを特別価格で提供するという。
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