ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

富士電機リテイルシステムズ、自販機事業の拠点再編へ

2010年10月13日 (水)

産業・一般富士電機ホールディングスは12日、中核事業会社の富士電機リテイルシステムズが2012年度の営業利益率7%を目指し、収益体質強化に向けた事業構造改革を実施すると発表した。

 

事業構造改革を加速推進するため、生産拠点の統合・集約を行い、効率的な新製品の開発・生産体制を構築して顧客のニーズに即応するとともに、品質・サービス面での顧客対応を強化する。

 

拠点統合・集約を軸に、今後は自販機事業の2012年度の営業利益率7%を目指すため、「業界トップの省エネを実現する次世代環境対応自販機」の開発強化、設置・改造・オーバーホールなどの自販機周辺事業の拡大を図るとともに、生産性の大幅な向上によるコストダウンを進めるとしている。
具体的には、埼玉工場(埼玉県鴻巣市)が担う自販機のうち、カップ自販機、物品・食品自販機、フード機器の開発生産・品質管理を11年度上期中に三重工場に移転。埼玉工場にある通貨機器の開発・生産・品質管理は、11年度上期中に信州地区(長野県上田市)へ移管する。