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内外トランス、運賃高と円安で営業利益75%増

2023年2月10日 (金)

財務・人事内外トランスラインが10日発表した2022年12月期連結決算は、売上高が前期比34.2%増の473億2000万円、営業利益が75.4%増の66億8000万円、最終利益が67.2%増の46億5100万円と、増収増益となった。

発表によると、日本での国際貨物輸送事業は、海上運賃や各種作業料の上昇と、ドル建て運賃が円安効果で膨らんだことで増収増益となった。国内子会社2社も航空輸送案件の増加や積極的な新規取引拡大などにより増収増益。日本セグメントの売上高は前期比43.1%増、営業利益は83.6%増となった。海外事業もフォワーディング案件を順調に取り込み、セグメントの売上高は13.0%増、営業利益は58.4%増と、こちらも増収増益となった。

23年度は港湾混雑の緩和による需給バランスの正常化に加え、世界経済の景気後退に伴う輸送需要の減少によりコンテナ運賃が22年度後半よりさらに下落すると見込み、厳しい環境を予想している。このため、23年12月期通期の連結業績については、売上高が前期比9.8%減の427億円、営業利益が14.7%減の57億円、最終利益が13.4%減の40億300万円と、減収減益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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