ロジスティクスAI(人工知能)による運用計画の最適化サービスを提供しているALGO ARTIS(アルゴ・アーティス、東京都千代田区)は13日、PwCコンサルティングとPwCアドバイザリー(いずれも同区)と協業し、AIを活用した需要予測と計画最適化を共同で行うと発表した。支援対象は物流業のほか、製造業、エネルギー、小売、鉄道・バスなど、サプライチェーン上でのさまざまな計画業務だ。

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アルゴ・アーティスは、社会基盤を支える現場の運用計画を独自のアルゴリズムによって最適化するAIソリューション「Optium」(オプティウム)を開発し、提供している。配船や生産などの複雑なものでも適応可能な特殊なアルゴリズムと技術力を駆使して、人による計画策定では難しい高度な最適化や課題解決を行ってきた。
PwCコンサルティングも独自開発したAIを使って次世代型の需要予測で企業を支援しており、PwCアドバイザリーはAIを活用して企業のM&Aや事業再生を支援している
発表によると、各企業の経営環境は複雑性・不確実性を増しており、これまでのような人によるアナログな管理・計画業務では対応が難しいとして、3社の協業により顧客企業の計画業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する。
具体的には、PwCコンサルティングが構想・戦略の策定と需要予測を、アルゴ・アーティスがオプティウムによる計画最適化サービスを行い、PwCアドバイザリーはアルゴ・アーティスと共同で事業計画や財務計画、生産・販売・調達計画などの策定支援にあたる。これにより、需要予測に基づく運用計画の最適化が高精度かつ多面的にでき、より強靭なサプライチェーンが実現できるという。
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