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NECとインテージ、バリューチェーン需給最適化へ協業

2018年6月21日 (木)

荷主日本電気(NEC)とマーケット調査などを手がけるインテージ(東京都千代田区)は21日、食品ロス削減に向け、製造、卸・物流、販売のバリューチェーン全体で需給を最適化する事業で協業すると発表した。

協業では、バリューチェーン全体で需給を最適化するNECのデータ流通基盤「需給最適化プラットフォーム」と、インテージの全国小売店パネル調査や全国消費者パネル調査などのさまざまなデータや分析ノウハウを組み合わせることで、同基盤の需要予測精度の向上とそれらを活用した商品需要予測サービスを展開する。

▲協業イメージ(出所:NEC、インテージ)

NECの需給最適化プラットフォームは、気象情報、POSデータ、オープンデータなどのさまざまなデータ事業者から提供される情報や、バリューチェーンを構成する企業のデータを相互活用し、これまで企業ごとに行っていた需要予測精度の向上を実現するもの。

これにより、製造企業の在庫・生産の適正化や、卸・物流企業の在庫の最適化、リソースの効率化、販売企業の発注の適正化など、食のバリューチェーン全体の最適化を図る。