ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

近鉄エクス、キャセイ航空のSAFプログラム参画

2022年4月21日 (木)

(イメージ)

環境・CSR近鉄エクスプレスは20日、キャセイパシフィック航空(香港)の持続可能な航空燃料(SAF)プログラムに参加することを発表した。

SAFは廃食油や動植物油脂など、再生可能エネルギーおよび廃棄物を原料とする。従来の化石燃料と比較すると、製造過程を含めれば全体でCO2排出量を80%削減でき、最新技術を用いて製造されるものは100%削減も可能だ。

プログラムは、SAFの利用を促進し、温室効果ガス排出量の実質ゼロ化を意味するカーボンニュートラルの実現を目指す、アジア初の継続的パートナーシップ・プログラムで、航空貨物輸送とビジネス出張が対象となる。利用企業にとっては、近鉄エクスプレスの航空便に貨物を搭載することで、自社の事業活動に関連する他企業による温室効果ガス排出量を表すスコープ3の削減につながり、ESG経営に資する取り組みとなる。