サービス・商品常盤化学工業(東京都品川区)は2月28日、段ボールや重袋の荷崩れを防止するアンチスリップ接着剤「トキワノールNS-A1」が業界初のバイオマスマーク(バイオマス度75%)を取得したと発表した。それに伴い、2月22日に同製品のリニューアルも行った。
トキワノールNSシリーズは、輸送時の段ボールの荷崩れを防止するために開発した水系接着剤だ。倉庫などでは、ストレッチフィルムで段ボールの荷崩れを防止しているが、「フィルムごみの処分に手間や費用がかかる」という声が出ていた。同社は接着剤で段ボール同士を接着することで荷崩れを防ぐアイテムを考え、同シリーズを開発した。
従来のアンチスリップ接着剤は高温の熱源を必要としたものが主流だったが、このシリーズは熱を必要としない水系の接着剤なので熱源コストも大幅に削減できる。段ボールが破れない点が特徴という。大手飲料・食品メーカーなど、脱プラスチックやCO2削減に注力している顧客に愛用されているという。
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