ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

段ボールの荷崩れ阻止するエコ接着剤、常盤化学

2023年2月28日 (火)

▲50〜55度の傾斜まで防滑効果(出所:常磐化学工業)

サービス・商品常盤化学工業(東京都品川区)は2月28日、段ボールや重袋の荷崩れを防止するアンチスリップ接着剤「トキワノールNS-A1」が業界初のバイオマスマーク(バイオマス度75%)を取得したと発表した。それに伴い、2月22日に同製品のリニューアルも行った。

トキワノールNSシリーズは、輸送時の段ボールの荷崩れを防止するために開発した水系接着剤だ。倉庫などでは、ストレッチフィルムで段ボールの荷崩れを防止しているが、「フィルムごみの処分に手間や費用がかかる」という声が出ていた。同社は接着剤で段ボール同士を接着することで荷崩れを防ぐアイテムを考え、同シリーズを開発した。

従来のアンチスリップ接着剤は高温の熱源を必要としたものが主流だったが、このシリーズは熱を必要としない水系の接着剤なので熱源コストも大幅に削減できる。段ボールが破れない点が特徴という。大手飲料・食品メーカーなど、脱プラスチックやCO2削減に注力している顧客に愛用されているという。

▲フィルムごみの削減イメージ

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com