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ヤマト福祉財団、東西しらかわ農協の新倉庫竣工

2012年9月24日 (月)

ロジスティクスヤマト福祉財団は21日、東西しらかわ農業協同組合(福島県白河市)の東部共同農業倉庫が完成したと発表した。同財団による「東日本大震災生活・産業基盤復興再生募金」の助成金2億7000万円を利用して建設されたもの。

 

東西しらかわ農協の東部共同農業倉庫内部

東西しらかわ農協の東部共同農業倉庫内部

東西しらかわ農協では、東日本大震災により5か所の農業倉庫すべてが損壊、福島第一原発の事故による風評被害も続いていることから、農業倉庫を東西の2か所に集約・再編し、米の低温管理が可能な農業倉庫を新設した。

倉庫拠点の再編により、同農協は地域農産物物流の合理化を進めるとともに、常温管理であった従来の石蔵倉庫から低温倉庫にシフトすることで、品質向上を図る。

19日に開催された竣工式で、同農協の鈴木昭雄組合長は「震災で破壊された倉庫を見た時は呆然としたが、本日一つ目の農業倉庫がついに完成した。今後は、農業生産者で役立つものへ、また地域活性化の起爆剤となれるように努めていきたい」と話した。2か所目となる西部共同農業倉庫は2013年1月に着工し、同年7月に竣工する計画。

■東部共同農業倉庫の概要
構造:鉄骨平屋建て
敷地面積;1309.5平方メートル
建物面積:943平方メートル
標準収容量:2万2000俵(60キロ/俵)
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