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三菱商事、セムコープと東南アジア都市開発で提携

2012年9月24日 (月)
VISPハイフォンのタウンシップ開発イメージ

VISPハイフォンのタウンシップ開発イメージ

荷主三菱商事は24日、シンガポールのセムコープディベロップメント社と戦略提携契約を結び、東南アジアで総合的な都市開発([W:タウンシップ]開発)を行うと発表した。

東南アジアで製造業による工業団地への進出が相次いでおり、2015年にはASEANの経済統合も控えていることから、三菱商事では「東南アジアは堅実な経済成長とコスト競争力を背景に、中国に次ぐ物流・製造拠点として、90年代に続く第2の工業化が進んでいる」と判断。

周辺の住宅や商業施設など従業員の福利厚生向上を目的としたタウンシップ開発へのニーズが高まるとみて、両社が連携して都市開発事業を展開することにしたもの。

三菱商事は、セムコープ社が手掛けたベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)に1996年当初から参画し、製造業拠点として注目度が高いベトナムで5か所合わせて6000ヘクタール規模の工業団地を開発。物流・製造業を中心に、これまで日系企業104社を含む465社が進出を果たしている。