拠点・施設プロロジスは10日、東京都大田区でマルチテナント型の賃貸用物流施設「プロロジスアーバン東京大田1」の竣工式を行ったと発表した。同施設は2020年から提供を始めたプロロジスアーバンシリーズの5棟目となる都市型施設。ドイツに本社を置くセンサーメーカーのifm efector(アイエフエムエフェクター、同中央区)と賃貸借契約を締結する予定で、他の区画に関しては入居企業は未定。
同施設は地上4階建てで、延床面積は5038平方メートル。立地は羽田空港をはじめ、都市部や京浜間へのアクセスが良好。ラストワンマイル配送拠点にとどまらず、都市部で価値のある「ワークプレイス」提供をコンセプトに開発された。
▲(左から)エントランス、ルーフバルコニー
全フロアにオフィスビルと物流施設としての機能が共存する設計とし、長尺物の保管から医療機器や業務用印刷機など重量物のショールーム兼配送拠点、音響・映像スタジオ、ダークストアまで多様な利用シーンに最適。
また倉庫内に水回りの将来設置が可能で、セントラルキッチンとの併設など既存の物流施設の概念を覆すような、新たなビジネス拠点としての利用を見込む。
1階は低床バースの計画で、供用荷さばきスペースから2台の荷物用エレベーターで上階倉庫への縦搬送が可能。2〜4階の倉庫には空調を備え、最小区画は640平方メートルから利用できる。
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