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商船三井、「つながる」コンセプトに本社ビル刷新

2023年3月20日 (月)

▲設備を刷新したSOSC(出所:商船三井)

拠点・施設商船三井はこのほど、昨年8月から進めていた本社ビルオフィスのリノベーションについて、核となる9階、10階の工事が完了したと発表した。15階建てのビルの中心部に位置する9階には、設備を刷新した安全運航支援センター(SOSC)を配置しており、船隊の安全運航や危機管理の中枢として稼働を開始している。

SOSCは2007年の設立以来「船長を孤独にしない」を合言葉に、当直者が24時間・365日体制で同社の関係船舶の運航を支援してきた、同社の「安全文化の発信基地」。今回の工事で、大型ビデオウォールシステムを導入して多数の情報を同時に表示できるようにし、SOSCのみならず運航関係者が絶えず情報共有できるようにした。また、上下階の執務スペースを内階段でつなげ、運航関係者がSOSCを中心として集まりやすい空間とした。これにより運航担当者とSOSCが一体となった強固な支援体制を確立する。同じフロアにウェブ会議システムなどを備えた危機対策室を新設し、一層の危機管理体制の向上を図る。


▲(左から)危機対策室、8〜10階をつなぐ内階段

10階の執務エリアは、個人で集中できるスペースに加えて、実施頻度が高まっているウェブ会議用のモニターやマイクなどの設備が充実した会議室を増やし、オフィス内外の関係者とのコミュニケーションが容易かつスムーズに取れるようにした。またフロア内をフリーアドレスにして新たなカフェテリアも併設するなど、各部門の垣根を越えてコミュニケーションが取りやすい環境づくりも意識した。

同社は「いつでも、つながる」をコンセプトに生まれ変わった新たなオフィスで、業務効率化、コミュニケーション深度化、チームビルディング強化などを含めた働き方改革を推進し、安全意識の浸透を深めながら持続可能な未来の実現に向かって進んでいくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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