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総延床73万m2、大和ハウスの流山PJが完成

2023年4月24日 (月)

▲DPL流山II(出所:大和ハウス工業)

拠点・施設大和ハウス工業は24日、マルチテナント型物流施設「DPL流山II」が28日に完成するのをもって、2016年7月から7年弱にわたる「DPL流山プロジェクト」が完了すると発表した。同施設はプロジェクトの4棟目で、地上4階建て、延床面積は14万453平方メートル。

4棟の総延床面積は73万7346平方メートル。プロジェクトのエリアは、都心から25キロ圏内にあり、常磐自動車道の流山インターチェンジ(IC)から2.5キロ、常磐道・首都高速6号三郷線の三郷ICから6.6キロに位置。首都圏物流の集約拠点や中継拠点としてだけでなく、羽田空港や成田空港、東京港などへのアクセスに優れることから、国際物流拠点としても機能する。

▲「DPL流山プロジェクト」概要(クリックで拡大)

▲(左から)DPL流山I、II、III、IV

BCP(事業継続計画)対応、非常用発電機や防災備蓄庫、マンホールトイレ、かまどベンチなどを設置するなど、防災に配慮。大和ハウスと流山市は災害時の一時避難施設としてDPL流山Iを使用することで協定を結んでいることから500人分の防災用品を備蓄し、災害時に施設内のカフェテリアを一時避難場所として提供することで、1200人を受け入れられるようにした。

▲四季の庭

施設内には24時間営業の無人コンビニエンスストアや従業員専用の保育施設、ドライバーステーション、カフェテリアなどを設置し、テナント企業従業員の労働環境を整備。カフェテリアは4階に設け、ガラス張りの出窓で富士山や都心の高層ビルなどの眺望を楽しむ空間を創出するなど、リラクゼーションを考えたつくりとした。施設周辺にはサクラ、クスノキ、ツツジ・メタセコイアなどの並木を施し、四季を通して花や草木を楽しめる広場も設けた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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