ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

北海道ガス、石狩LNG基地にサハリン第1船が入港

2012年10月9日 (火)
入港したエネルギーアドバンス

入港したエネルギーアドバンス

荷主北海道ガスは7日、サハリンから石狩LNG基地に第1船となるLNGタンカーが入港し、LNGの荷役作業を開始したと発表した。今後、12月からの営業運転開始に向け、最終の準備を進める。

石狩LNG基地は、地上式では国内最大級のLNG貯槽を持つ道内初のLNG輸入基地で、需要拡大が見込まれる天然ガスを北海道一円に供給できる。

荷役作業はローディングアームを接続し、14日までの8日間をかけて受入配管、LNGタンクのクールダウン、LNGタンクの液張りなどを実施する。

15日から試運転を開始し、来年1月末までBOG処理、気化器、熱量調整、付臭の順で作業を進める。12月1日から都市ガス製造・供給を開始する。また、来年1月に第2船がオーストラリアから、2月に第3船がサハリンからそれぞれ入港する。

■入船タンカーの概要
船名:エネルギーアドバンス
形式:モス型
全長:289.5m
速度:19.5ノット
積載容量:14万7000立方メートル

■石狩LNG基地の概要
所在地:石狩市新港中央4丁目
LNG貯槽:18万kl
LNG気化器:温水式3機(能力合計200t/h)
その他:内航船バース、ローリ出荷10レーン