OniGO、「Q-MEDIA」を正式リリース

サービス・商品OniGO（オニゴー、東京都目黒区）は4月28日、クイックコマース機能を活用した新しいマーケティングツール「Q-MEDIA」を正式にリリースすると発表した。近年、プライバシー保護法が強化され、サードパーティクッキーの廃止が規定路線となる中、リテールメディアが注目され、広告媒体価値が急速に高まっている。

オニゴーは2022年8月に博報堂と資本業務提携を行い、「Q-MEDIA」を共同開発。大手食品・飲料メーカーやD2C事業者とPOCを重ね、マーケティングツール・販促広告メニューを構築した。

▲画面のイメージ（出所：オニゴー）

同サービスは、専用スマホアプリや自社配達員を活用し、ユーザーのインサイトや購買傾向を分析できるヒアリングデータや併売データを提供。リアル店舗も活用したマーケティングツールや販促広告メディアとなっている。新商品サンプルを能動的にカートに入れたユーザーのデータを分析し、「能動的サンプリング」や「即時配達」「レシピ売り」などのマーケティングメニューを提案する。

新商品開発者向けには、「テストマーケティング」や「レシピ売り」「セット買い提案」などのメニューが提供される。これにより、従来の手間とコストを削減し、より精緻な顧客インサイトを取得できるようになる。今回の正式リリースを受け、大手食品メーカーを中心に、多くの企業が活用が期待される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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