商船三井、FPSO事業推進へ三井海洋開発に出資

M&A商船三井は4月28日、海洋石油・ガス開発の三井海洋開発（東京都中央区）に出資するとともに、同社と業務提携を結ぶと発表した。商船三井は同じく出資者の三井物産とともに、三井海洋開発の第2位株主となる。

▲FPSO（出所：三井海洋開発）

三井海洋開発は浮体式の海洋石油・ガス生産設備（FPSO）など設計、資材調達、建造、据え付けから、リースやオペレーション、メンテナンスまでを一貫して手がける。商船三井は従来からエネルギーの安定供給を目的に、三井海洋開発、三井物産とFPSO事業に取り組んでおり、非海運事業の拡大を図る経営計画に則った動きといえる。

業務提携では、三井海洋開発が持つ海洋石油・ガスの浮体式生産設備（FPSO）などの設計や建造、リース、オペレーションなどに関するノウハウを取り込むと同時に、商船三井が持つグローバルネットワーク、事業開発、資金調達、各地域特性に関するノウハウを三井海洋開発に提供する。また、同社の業務運営体制の強化、人材の支援にも協力する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com