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ユーグレナ、熱帯バイオマス技術研究所を開設

2023年5月2日 (火)
 

拠点・施設食品、化粧品等の開発・販売やバイオ燃料の製造開発などを行うユーグレナ(東京都港区)は1日、マレーシアに「熱帯バイオマス技術研究所」を設立したと発表した。マレーシアは熱帯気候であり、生物多様性が高く、光合成に適した環境が整っている。

同研究所では、ユーグレナなど微細藻類やその他の植物など、バイオ燃料原料としてのバイオマス生産・利用の最大化・最適化を目指す研究を行うほか、マレーシアを含むASEAN圏でのバイオマス関連研究開発の推進を目指す。

熱帯バイオマス技術研究所は、マレーシアのクアラルンプールに位置し、藻類をはじめとしたバイオマスの探索、生産技術開発や海外研究戦略の立案などが主な研究機能となる。また、この研究所の開設に伴い、三重県の「藻類エネルギー技術研究所」の機能を「熱帯バイオマス技術研究所」と佐賀県の「資源サーキュラー技術」に移管する予定だ。

ユーグレナは、微細藻類を活用したヘルスケア事業やバイオ燃料事業、ソーシャルビジネスを展開しており、今後も微細藻類の活用用途拡大を目指し、研究開発を推進していくとしている。

▲「熱帯バイオマス研究所」が入居する施設の外観(出所:ユーグレナ)

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LOGISTICS TODAY編集部
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