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積載率可視化で合い積み配車計画、富士通など

2023年5月16日 (火)

調査・データ富士通はこのほど、トラックの車両積載率を可視化でき、通常の輸配送に追加で積載可能なスポット案件を組み合わせた配車をシミュレーションする仕組み「合い積みネット」の実証をSAPジャパン、尾張陸運(愛知県尾張旭市)と行い、通常配送より売上や利益の向上につながることを確認したと発表した。

実証は同社のSaaS型配車支援システム「Logifit TM-配車」を通じ、協力会社の尾張陸運(愛知県尾張旭市)の物流拠点の配送貨物情報を元に、帰り便で複数荷主の荷物を合い積みする配車計画を立案。その計画ではトラック4〜6台で週5日稼働という仮定の下、通常配送時の売上が1.2倍、営業利益は4倍に増加するなど、合い積みネットの有効性が確認されたとしている。

▲SaaS型配車支援システム「Logifit TM-配車」の特徴(クリックして拡大、出所:富士通)

合い積みネットは物流事業者の増収増益や、全国の3割以上の荷物が運べなくなると言われる物流危機の備えとして、現状40%未満といわれるトラックの車両積載率の向上を目的に、富士通とITシステム開発のSAPジャパン、尾張陸運が協働して検討を進めている。配送計画はドライバーの労働時間内で計画されるため、ドライバーの時

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LOGISTICS TODAY編集部
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