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ヤマトHD、宇宙作業ロボ開発ベンチャーに出資

2023年5月25日 (木)

▲ISS船内での技術検証時の自律型ロボットアームの様子(出所:ヤマトHD)

ロジスティクスヤマトホールディングス(HD)は25日、グループのCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンド「KURONEKO Innovation Fund」(クロネコ・イノベーション・ファンド)を通じて、宇宙空間向け汎用作業ロボットを開発するGITAI Japan(ギタイジャパン)へ出資を行ったと発表した。

ヤマトは革新的な技術やビジネスを持つ企業へ、ヤマトグループの経営資源や資金を提供している。スタートアップ企業への出資により、革新的なビジネスモデルやテクノロジーを活用し、圧倒的な業務効率化や利益向上の実現を目指す。

ギタイジャパンは、宇宙開発において宇宙ステーションや月面などで、宇宙飛行士に代わり作業を行う自律移動型ロボットアームや月面作業用ロボットローバー(探査車)を開発する日本発のスタートアップ企業。2021年に国際宇宙ステーション(ISIS)船内で、自律型ロボットアームによる宇宙用パネルの組み立て作業などに成功し、23年中にはISS船外での作業の技術検証を行う。

今回の資金調達にはヤマトのほか、三菱UFJキャピタルやKDDI、セイコーエプソン、日揮ホールディングスなどの投資ファンドが参画し、調達額は総額40億円にも上っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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