JR貨物が組織改編、貨物鉄道企画室を新設

ロジスティクス日本貨物鉄道（JR貨物）は25日、業務運営の迅速化と効率化に向け、6月22日付で組織改正すると発表した。

具体的には、鉄道ロジスティクス本部長直轄に「貨物鉄道企画室」を新設。現在戦略推進部が担う鉄道事業の計数管理、輸送体系構築、グループ戦略など鉄道事業の計画、管理に特化した業務を移管する。それに伴い、戦略推進部とグループ戦略室を廃止する。

同本部長直轄には鉄道事業収入の管理を統括する「営業統括部」も設置し、従来の営業部と総合物流部を同本部下から移動。営業開発室は総合物流部に移管し廃止する。同統括部内には、マーケティング機能強化のため、現在戦略推進部内にあるマーケティング業務、営業部内にある制度業務を所管する組織として「マーケティング戦略室」を設置する。

そのほか、リスク統括部本部、安全統括本部を改編し、社内のBCP体制を強化する。保全工事部は「鉄道設備部」に改称し、鉄道設備の保守や建設関連の事業を担うことを明確化。調達部は財務部に移管、業務創造推進部はその機能を人事部、開発部に移管する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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