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鉄道貨物中心の事業体制をさらに明確化

JR貨物、16年度の鉄道事業黒字化へ本部組織再編

2014年5月23日 (金)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は23日、2016年度に鉄道事業部門の黒字化を目指す体制を構築するため、本社内組織を新たな4本部体制へと改編すると発表した。

これまでの事業開発本部、ロジスティクス本部、総合企画本部、安全推進本部——を、6月17日付で経営統括本部、事業開発本部、鉄道ロジスティクス本部、安全推進本部へと再編するもの。

経営統括本部は、ヒト・モノ・カネの経営資源の戦略的活用のため、総合企画本部を総務部、調達部、財務部、情報システム部を含めた本部に改め、併せて名称も変更する。

また、16年度の鉄道事業部門黒字化実現に向けて、鉄道貨物輸送が中心事業であることを改めて明確化するため、ロジスティクス本部を鉄道ロジスティクス本部に改称する。

このほか、営業全体を統括する「営業統括部」の位置付けをさらに明確にするため、営業統括部傘下に営業部を新設するとともに、これまでの営業統括部内のグループ(営業第一-営業第三グループ、営業開発グループ)を、担当する品目名などを示すグループ名に改称し、営業部内のグループとする。さらに、営業サポートセンターを営業部へ、投資計画室を経営企画部へそれぞれ統合する。