M&A倉庫シェアリングを手掛けるスタートアップ、souco(ソウコ、東京都千代田区)は2日、NIPPON EXPRESSホールディングス(HD)と資本業務提携したと発表した。両社が保有する資産やノウハウ、技術を相互活用し、サービス拡大と付加価値の向上を目指す。

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2社は今回の提携を通じて、soucoが運営する全国で2000拠点を超える倉庫の情報を中心とした物流施設のシェアリングプラットフォーム(PF)を活用し、顧客基盤の拡大などに取り組む。
顧客基盤の拡大では、soucoの「少量かつ短期間の荷物保管サービス」のNXグループの顧客に対し提供を検討。プラットフォームにNXグループが持つ倉庫情報を追加し、soucoにはなかった大型や長期間の保管サービスの提供につなげる。
また、NXグループの倉庫施設管理を目的に、ソウコがツールの提供と多拠点倉庫管理システムの開発を支援する。加えて、ソウコがNXグループのCO2排出量の削減や持続可能な物流モデルの構築に協力。ソウコのプラットフォームとネットワークする物流拠点を使い、分散出荷を実現するとともに、開発中の長距離輸送の中間拠点算出システムを活用することで、NXグループの輸送距離削減と効率化を図る。
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