ロジスティクス商船三井は6日、米スペースXが運用し、ノルウェーの衛星通信関連企業のMarlink(マーリンク)を通じて提供する衛星通信サービス「スターリンク」のトライアル利用を同社の運航船で実施したと発表した。

(出所:商船三井)
今回のトライアルでは、従来と比べ、最大で50倍の通信速度の向上を確認した。今後、複数の船で継続的なトライアルを行い、船上での通信環境の改善などにつなげる。
スターリンクは、低軌道の人工衛星を使用した、高速で低遅延接続(5G)が可能な衛星通信サービス。航船で利用することで、船と陸間でシステムやデータをリアルタイムの共有と、安全運航の高度化が図れる。
また、サービスで船上のインターネット環境が改善されることで、長期間家族と離れて過ごす船員が、ビデオ通話で家族や友人とコミュニケーションがとりやすくなり、生活満足度向上が期待できるという。
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