ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

商船三井、外航船に衛星通信サービス導入

2023年10月16日 (月)

▲Starlinkトライアル搭載時の様子(出所:商船三井)

ロジスティクス商船三井は16日、衛星通信サービス「Starlink」(スターリンク)を同社グループの船舶管理会社が管理する外航船233隻に順次導入すると発表した。2023年度は140隻に導入する。

スターリンクは、低軌道に展開された複数の小型衛星を使用した高速で低遅延接続が可能な衛星通信サービスで、複数の運航船でのトライアル検証の結果、通信速度は最大で50倍向上し、家族とのビデオ通話や動画の視聴が可能となるなど、船員のウェルビーイングの向上が確認されたため、同システムの本格導入を決定した。

同社グループは、通信環境が著しく劣る海上において、高速で低遅延接続が可能な衛星通信サービスの活用により、船員の船上での生活の質の向上を図ることで深刻化する船員不足に対応することに加えて、船陸間でのリアルタイムな情報共有を通じた運航効率の改善や、船上トラブル発生時の陸上からの充実したサポートの提供など、海上DX(デジタルトランスフォーメーション)化を促進する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com