商船三井さんふらわあ、旅客向けに衛星通信を実証

サービス・商品商船三井さんふらわあは6日、大阪別府航路の「さんふらわあ くれない」にて、衛星ブロードバンドサービス「Starlink」（スターリンク）の旅客向けトライアルを実施すると発表した。

このトライアルは、大阪志布志航路の「さんふらわあ さつま」に続き2隻目。実施期間は6月1日から7月31日までで、現行の船内Wi-Fiを通じて接続が可能となる。トライアルの結果を基に、本格的なサービス展開の検討を進める予定。

今回のトライアルは、陸上から遠く離れた海上でも高速通信が可能となる「Starlink Business」を利用することで、従来よりも格段に通信速度が向上することを目的としている。2月から3月にかけて実施されたさつまでのトライアルでも良好な結果が得られたため、今回の実施に至った。

利用客の意見を反映させるため、トライアル期間中にアンケートを実施し、今後のサービス改善に役立てる予定だ。商船三井さんふらわあは、持続可能な海上輸送を目指し、技術革新とサービス向上に努めていくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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