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データフラクト、全日本食品と資本業務提携

2023年6月7日 (水)

フードDATAFLUCT(データフラクト)は7日、全日本食品と資本業務提携したと発表した。2社は、データフラクトのデータサイエンスの知見と、全日本食品の食品流通の知見を組み合わせ、全日本食品の全国1600店ある加盟店の食品流通の効率化と、データサイエンスを活用した加盟店の店舗内DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進など、食品流通業界の新たな価値の創出を目指す。

全日食チェーンは全国で1600店が加盟する日本最大級の食品ボランタリー・チェーンで、その多くが地域に根ざした中小規模のスーパーマーケットになる。同社のビジネスモデルは、多くの加盟店と連携することで商品の仕入れ単価を下げられるという強みがある一方で、「エリアや店舗が独自のシステムを利用していて、データ収集・活用が難しい」「オペレーションが属人的で、担当者の判断に左右される要素が多い」という課題を抱えていた。

(出所:データフラクト)

2社は3月に、データフラクトの機械学習を使った需要予測システムの全日本食品が物流業務で導入することを発表。5月からは関東・北海道エリアで導入を開始した。システムは、2023年度中に全国展開を予定しており、3年間で7億2000万円のコスト削減を見込んでいる。全日本食品の物流システムに機械学習の活用は初という。

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LOGISTICS TODAY編集部
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