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モノタロウ、拠点の電力使用CO2排出を実質ゼロ化

2023年6月8日 (木)

環境・CSRネットストア「モノタロウ」を運営するMonotaRO(モノタロウ)は8日、「猪名川ディストリビューションセンター」(猪名川DC、兵庫県猪名川町)の使用電力を、電力の環境価値を証書化して取引する非化石証書を活用することで、再生可能エネルギーに切り替えたと発表した。これにより、国内拠点の電力使用のCO2排出を95%削減することになるという。

同社は、気候変動対策で事業活動に伴う温室効果ガス(GHG)排出量を、2030年までに総量で50%削減することを目標に掲げる。22年には、笠間DCと茨城中央サテライトセンターの2拠点の電力を再生可能エネルギーにすることで、電力使用のCO2排出を実質ゼロとしている。

今回、猪名川DCの同年の使用電力分について、固定価格買取のトラッキング付き非化石証書を活用しCO2排出を削減。23年分の主要物流3拠点のすべてで電力使用のCO2排出量が実質ゼロにした。同社は、そのほかにも、倉庫内の気温上昇抑制で、屋根に断熱塗料の塗布や空調関連の省エネ対策にも取り組んでいる。

猪名川DCが入居するのはプロロジスが開発した「プロロジスパーク猪名川1」。同施設の屋根面に設置工事中の太陽光発電設備が24年1月から稼働、発電した電力を利用する計画だ。

▲猪名川DCが入居するプロロジスパーク猪名川1(出所:モノタロウ)

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LOGISTICS TODAY編集部
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