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伊藤忠、ウーバーイーツとサステナビリティ事業で提携

2023年6月9日 (金)

ロジスティクス伊藤忠商事は8日、100%出資会社の中古携帯端末の流通事業を展開するBelong(ビロング、東京都港区)、ウーバーイーツジャパンと、フードデリバリー事業「ウーバーイーツ」のサステナビリティ推進で包括的業務提携契約を締結したと発表した。

今回の提携で、3社は、まずビロングが、ウーバーイーツの国内10万店舗以上の加盟店がサステナブル梱包(こんぽう)材を購入できるポータルサイトを開発。8日から運用を開始した。

伊藤忠は、2022年6月から、ビロングを通じて、ウーバーイーツの国内加盟店向けに「タブレット端末の回収・再利用事業(リペアプログラム)」を提供しており、サイトには、ビロングとウーバーイーツが構築したリペアプログラムも組み入れる。

「リペアプログラム」は、ウーバーイーツが加盟店舗向けに配布したタブレット端末が故障や解約となった場合に、端末を回収、検査、スクリーニングを行い、再利用できる場合は、ほかのウーバーイーツの加盟店舗に再配布し、再利用ができない端末はビロングで買い取りと再販をする取り組み。

▲本取組スキームイメージ(クリックして拡大、出所:伊藤忠商事)

サイトではビロングが扱う中古タブレット端末も提供する。伊藤忠では今後、サイトを通じて、グループ会社や業務提携パートナーが扱う環境配慮素材で製造されたフードデリバリー向け梱包材や店舗向け業務用資材の提供も行う。

ウーバーイーツは、フードデリバリー事業で、地球規模のサステナブルプロジェクトを掲げ、2030年までに世界中のウーバーイーツの注文で包装に使用される非リサイクルの使い捨てプラスチック廃棄物をゼロにすることを公表している。プロジェクトでは、日本を含むアジア太平洋地域で、2025年までにウーバーイーツが扱う注文で80%の包装をサステナブル素材にする目標が設定されている。

伊藤忠では、ウーバーイーツのサステナブルプロジェクトに賛同し、ウーバーイーツジャパンと組み、国内のフードデリバリー事業で持続可能な社会の実現と環境配慮の取り組みを行うことにした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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