荷主常石造船(広島県福山市)は20日、水素燃料タグボートにJFEスチール(東京都千代田区)の新型鉄鋼製品「JGreeX」(ジェイグリークス、JFEスチールが供給するグリーン鋼材の総称)を採用することに合意したと発表した。同製品の採用は造船業界で初めてとなり、ことし9月から供給される。
ジェイグリークスは、製造プロセスでのCO2排出量を大幅に削減した新型鉄鋼製品であり、認証機関からの第三者認証を取得予定。
常石造船はジェイグリークスをグループ会社の神原汽船が発注、神原タグマリンサービスが運航予定の水素燃料タグボートの全鋼板に使用することで、鋼板製造に起因するCO2排出量を100%削減することができる。また、水素混焼エンジンの活用により、環境負荷を大幅に軽減した新しい船舶を提供する。
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