
▲出渠するメタノール燃料ウルトラマックス(出所:常石造船)
荷主常石造船(広島県福山市)は25日、常石工場(同)で世界初となる載貨重量6万5700トン型のメタノール燃料ばら積み貨物船「TESS66 AEROLINE」を、22日に進水したと発表した。完成は2025年春。
同船は、重油に比べて窒素酸化物(NOx)を最大80%、硫黄酸化物(SOx)を最大99%、CO2を最大10%削減することが可能。グリーンメタノールを燃料とすることで、カーボンニュートラルを実現する。大容量のメタノール燃料タンクを船尾甲板上に配置する設計により、安全性を確保しつつ積載性能も維持している。
船型は、常石造船独自の技術「AEROLINE」を活用して風圧抵抗を低減するとともに、燃費効率の良い主機を採用。貨物艙容量は8万1500平方メートル、載貨重量も6万5700トンとウルトラマックス最大級の積載性能を誇る。
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