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JFEスチール、グリーン鋼材が内航貨物船に初採用

2025年6月12日 (木)

荷主JFEスチール(東京都千代田区)は12日、同社のグリーン鋼材「JGreeX」(ジェイグリークス)が内航一般貨物船に初めて採用されたと発表した。採用された船は新生海運(広島県呉市)が船主となり、波方造船所(愛媛県今治市)にて6月に竣工予定の499GT貨物船。

同船は、同社グループ会社のJFE物流(東京都千代田区)が運航会社として同社製品を運搬する鋼材運搬船であり、国土交通省が運用する「内航船省エネルギー格付制度」において最高評価の5つ星を取得予定。

「JGreeX」は、CO2などのGHG(温室効果ガス)排出削減技術によるGHG排出削減効果を同社全体でプール・管理し、マスバランス方式によって任意の鋼材に割り当てたもの。

6月時点で、同船以外に今後竣工予定の内航貨物船3隻(今治造船のRORO船、山中造船の499GT貨物船、村上造船所の499GT貨物船)に対しても「JGreeX」の採用が決まっており、いずれも省エネ格付で5つ星を取得予定となっている。

499GT貨物船(出所:JFEスチール)

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