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凸版印刷、長距離・高速通信タグ試験提供を開始

2023年6月20日 (火)

サービス・商品凸版印刷は、2021年から最長で2000メートル離れていても通信が可能な資材管理向けアクティブタグ(ZETag)を提供してきた。この度リニューアルを行い、次世代ZETA規格「Advanced M-FSK変調方式」に対応した新型「ZETag」を開発。従来品と比較して高感度で高転送速度と、4000mの通信距離を実現した。6月より製造業や物流業界に向けて試験提供を開始する。

▲新型「ZETag®」ラインナップ(出所:凸版印刷)

ZETagはボタン電池で駆動し、固有のID情報を自ら発信するアクティブ型のタグ。広い倉庫や屋外でパレットやカゴ車などの所在を自動的に管理することが可能。今回開発した新型は、従来品と比較して10倍以上の感度と20倍以上の転送速度、500~4000メートルの通信距離を実現。従来は正確な電波周波数の読み取りが難しかった移動中のトラックへの取り付けにも適している。

凸版印刷は今後、ZETag関連事業で25年度までに10億円の売り上げを目指す。また、ZETagで取得可能なデータの種類の追加などで、物流DX実現に向けて社会課題の解決を推進するという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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