ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

SBS東芝ロジ、自社サイトでDFL事例を公開

2023年6月28日 (水)

ロジスティクスSBS東芝ロジスティクスは28日、自社ウェブサイトで、DFL(包装設計)で製品梱包を小型軽量化し積載効率改善を実現した事例紹介ページを新たに公開したと発表した。

該当のページでは、ロジスティクスの効率化に重点を置いて製品を設計するDFL(デザイン・フォー・ロジスティクス)の考え方に基づき、製品の梱包・包装を小型化・軽量化することで、コンテナ輸送での積載率が改善された事例を紹介する。

同社によると、コンテナ輸送は、一般的にコンテナ一本あたりの価格で海上運賃やトラック運賃が決まるため、積載効率を向上させることがコスト削減につながるという。そこで同社では、荷主(メーカー)と協力し、DFLの考え方に沿って、製品や包装を小型化・軽量化し、容積を従来比で約20%の削減に成功した。

また、製品の容積を小さくすることで生まれた、コンテナの余剰空間の活用にも着目。コンテナ上部の空きスペースに対象製品以外の物を混載し、積載効率の最大化を目指したが、トライアルの結果、混載・高積みには、積み替え作業やフォークリフトでの追加作業が発生するなど、荷役の生産性が低下することが判明。この課題解決のために、積載時の高さ制限の設定、軽量化のためにパレット材質の変更を行い、手作業での荷役を可能にした。

同社では、これらの取り組みで、容積の縮小に加え、コンテナ輸送の海上運賃やトラック運賃などの物流費が従来に比べ9%を削減したとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com