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SBS東芝ロジ、包装・緩衝材で物流環境大賞に

2023年7月10日 (月)

認証・表彰SBS東芝ロジスティクスは10日、日本物流団体連合会が主催する「第24回物流環境大賞」において、「サステナブル活動賞」と「特別賞」を受賞したと発表した。物流環境大賞は、物流における環境保全の推進や環境意識の高揚などを図ることを目的とし、2000年から行われている表彰制度で、同社は昨年に引き続き二度目の参加となった。

▲右:SBS東芝ロジスティクス物流改革推進部主任の戸田太地氏(出所:SBS東芝ロジスティクス)

同社は精密機器である工業用マグネトロンの包装箱において、包装材のコスト高・作業工数増加・緩衝材プラスチック使用・輸送 CO2 排出量の増加などの課題を解決するため、東芝ホクト電子と協働し、包装箱のオール段ボール化・コンパクト化・軽量化を実現。包材費65%減、作業工数30%減を達成し、緩衝材プラスチックの利用停止により、CO2 排出量を25%削減し、環境負荷低減に貢献したことが評価された。

また、輸出用リチウムイオン電池の包装を従来のバージンプラスチック発泡緩衝材から、100%リサイクル材(発泡スチロール)に転換し、同時に収納効率も上げることで20フィート海上コンテナへの積載数を25%増、輸送CO2を20%削減した。

加えて、京浜地区およびその周辺地区から北海道へ輸送する工程において、海上輸送と鉄道輸送を一本化し、積載効率を上げることにより、輸送に関わる排出CO2削減とドライバー負担軽減を実現したことが評価された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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