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島津グループが包装改革、年1億円のコスト削減

2023年6月29日 (木)

サービス・商品島津製作所は29日、グループの製品の包装材や包装仕様を見直し、環境負担軽減や物流コスト削減につなげるため、6月から包装設計を改善するプロジェクトを開始すると発表した。同社が中期経営計画で掲げた「脱炭素社会の構築」に沿った取り組み。

島津グループの物流事業会社である島津ロジスティクスサービス(京都市中京区)は、ことし3月に包装設計のエ・ル・デザイン(大阪府茨木市)を買収しており、今後は両社を中心に開発、環境部門などを含め全社的なプロジェクトを推進する。

▲SLSとELDの包装設計事例(クリクして拡大、出所:島津製作所)

具体的には、木材やプラスチックの包装材をリサイクル可能な段ボールに変更し、廃棄物を削減。また、包装後の容積を小型化し、グループ全体での積載効率を向上させるとともに、輸送費や材料費も削減する。一連の取り組みの効果として年間で1億円のコスト削減を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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