国交省、LNG船の燃料供給ガイドラインを改訂

環境・CSR国土交通省は29日、「LNGバンカリングガイドライン」の改訂版を公表したと発表した。

改訂版では、緊急遮断システムのテスト条件の合理化、LNG（液化天然ガス）燃料船とLNGバンカー船の燃料供給可能な船体傾斜条件を主な内容として改めた。ガイドラインの改訂を通じて、安全性の維持と従来以上に合理的な手順によるLNG燃料船の燃料供給につなげ、LNG燃料船の普及を見込む。

「LNGバンカリングガイドライン」は、国土交通省海事局がLNG（液化天然ガス）燃料船の普及に向けた環境整備を目的に2013年6月に策定・公表。LNG燃料船へのLNGの供給に活用されている。

国交省では、策定から10年が経過し、その間にIGFコードが発効・改正されたことと供給実績が蓄積されてきたことから、今回、見直しを行い、改訂版を公表することにした。見直しにあたっては、関係事業者からのヒアリングや、「LNGバンカリングガイドライン改訂に向けた検討委員会」を設け、有識者による安全性の検討を行った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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