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篠崎運送倉庫、環境配慮型木造倉庫を竣工

2023年7月5日 (水)

ロジスティクス篠崎運送倉庫(埼玉県鴻巣市)は5日、全木造による、環境に配慮した定温倉庫を岩手県北上市に竣工したことを発表した。これは、営業倉庫としては国内初となる事例で、今後、東北地方で収穫された玄米・大豆等の穀物類を中心に保管していく予定としている。

▲次世代型木造倉庫外観(出所:篠崎運送倉庫)

建築資材としての木造使用はカーボンニュートラルの観点からも注目されており、全木造の定温倉庫は、鉄骨造の定温倉庫に比べ断熱性が高く、外気の影響を受けにくいという利点がある。また、倉庫内の定温化に家庭用ルームエアコンを活用することで、CO2排出量は従来型倉庫と比較すると、3分の1の規模まで削減できることから、SDGsや環境貢献を実現できる倉庫としており、同社の基盤である関東から東北エリアを中心に「環境配慮型木造倉庫のパイオニア企業」として事業を加速させる。

現在、埼玉県で二棟目を施工しており、さらに、三棟目の構想では外部電力に依存せず、屋根に設置した太陽光パネルの電力を利用、二酸化炭素を全く出すことのないゼロカーボンの営業倉庫事業の開発を進めており、「木造・定温・環境貢献」をビジネスモデルとして展開していく予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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