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篠崎運送倉庫、関東初の木造定温物流倉庫が完成

2023年9月27日 (水)

ロジスティクス埼玉県で倉庫業などを手がける篠崎運送倉庫(埼玉県鴻巣市)は27日、行田市に関東では初となる木造定温営業倉庫が完成したと発表した。

同社の行田物流センター(行田市)の3階部分の常温倉庫一角に木造の定温倉庫を建設した。同社はことし6月にも岩手県北上市に竣工した全木造の環境に配慮した定温倉庫を完成させており、国内2棟目の木造営業倉庫となる。

▲行田物流センター内の木造定温倉庫(出所:篠崎運送倉庫)

新しい木造倉庫は延床面積899平方メートルで、玄米フレコンバックで800トン分の保管が可能。行田市は消費地への利便性も良く、玄米などの穀物類を保管するのに適した立地で、今回の木造倉庫では、橋梁建設の際に使われるトラス構造を採用し、天井の強度を出して耐久性の高い無柱空間の倉庫を実現させた。

また、住宅建築で採用される工法で断熱材を使用することで、木造による高い断熱性と省エネルギーな家庭用エアコンの組み合わせにより、特別な設備を入れずにCO2排出量を大幅に削減。加えて、複数台のエアコンで多方面から空気を冷やすことで、空気中の温度にムラがなく、質の高い温度管理が可能だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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