プライメタルズテクノロジーズ、ABFと提携

▲METECでの調印式（出所：プライメタルズ テクノロジーズ）

荷主金属鉄鋼産業におけるエンジニアリングおよびサービスを展開するプライメタルズテクノロジーズ（広島県広島市）は4日、2023年6月にデュッセルドルフ（ドイツ）で開催されたMETEC（メテック）において、デジタル化の促進をサポートするオートメーションビルズフューチャー（ABF）と金属鉄鋼産業向けの在庫管理ソリューションにおけるパートナーシップ契約を締結したと発表した。

プライメタルズテクノロジーズには、冶金プロセスの自動化とデジタル化における実績があり、ABFは品物の追跡・識別・位置特定など、保管ロジスティクスの自動化ソリューションの開発実績を持つ。今回のパートナーシップは半製品と完成品の保管を自動化する、より有効なソリューションの共同開発とマーケティングを目的としており、生産における品質・効率・柔軟性の向上を可能にする。

両社によるとスラブやコイルを温度などが適切な状態でスケジュール通りに納入する事で、製品の無駄な輸送がなくなり、処理時間が短縮され、半製品の再加熱に必要なエネルギーの削減に伴ってプラントのCO2排出量も削減される。また高度な自動化によって、作業員の安全性が向上し、材料輸送が減ることで製品にダメージを与えるリスクが減り、プロセスの信頼性も高まるなどのメリットがある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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