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出光、自治体向けに配送道路網の損傷検知サービス

2023年7月13日 (木)

サービス・商品出光興産は13日、同社グループの石油製品配送を担うタンクローリーと、AI(人工知能)による道路損傷検知技術を活用した、自治体向けの道路維持管理サービスの提供を開始したと発表した。日常の配送時に道路状態をあらかじめ解析できるため、道路損傷個所の確認作業を大幅に短縮できる。

同サービスでは、アーバンエックステクノロジーズ(東京都渋谷区)が提供するAIによる道路損傷検知アプリを搭載したスマートフォンを出光の製品配送車両に取り付け、日々の配送ルートでの道路状態を解析する。2022年に茨城県鹿嶋市でサービスの実証を行い、グループの製品配送車両3台を活用することで、市が管理する道路の75%を高頻度に巡回し、道路情報を取得できることを確認した。

▲サービスのイメージ(クリックして拡大、出所:出光興産)

また、日常の道路維持管理業務にも改善効果を確認。車両に設置されたスマートフォンが道路損傷を検知すると、損傷個所を自動で撮影して自治体に報告する。通常、道路状態の確認作業は損傷の通報を受けてから2時間以上の時間を要するところ、損傷個所の画像を役所内で確認するだけになり、作業時間は5分に短縮されたという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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