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三菱造船、LNG燃料船用ガス供給システム12基受注

2023年7月13日 (木)

▲LNG燃料タンク(出所:三菱重工)

荷主三菱重工は13日、三菱重工グループの三菱造船は、舶用高圧式二元燃料エンジン向けのLNG(液化天然ガス)燃料ガス供給システム「FGSS」を、今治造船から新たに12基受注したと発表した。同装置は、今治造船グループで建造するLNG燃料自動車運搬船9隻ならびにLNG燃料バルクキャリア3隻向けで、2024年春から順次納入される。

FGSSは、LNG燃料タンク・ガス供給ユニット・制御装置などで構成されており、LNG燃料をタンクに保持し、主機関や発電機関が求める適切な量・圧力で取り出して気化・昇温して主機関や発電機関へ供給する設備。省スペースかつメンテナンス性に優れた機器モジュール設計によるカーゴスペースの最適設計、造船所での建造工程短縮、顧客の要望に応じてカスタマイズ可能な独自の制御装置の採用などにより、優れた操作性と安全性に寄与する。

三菱造船は、LNG燃料自動車運搬船向けFGSSを同グループから2021年に受注しているが、LNG燃料バルクキャリア向けFGSSの受注は今回が初。今回の受注によって、合計18基(自動車運搬船15隻、バルクキャリア3隻)のFGSSを今治造船へ納入することになる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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