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ユニリーバ、SCイノベーション大賞を受賞

2023年7月18日 (火)

認証・表彰ユニリーバ・ジャパン(東京都目黒区)は14日、サステナブルな物流を目指す取引制度が評価され、「サプライチェーンイノベーション大賞2023」において、大賞を受賞したと発表した。

同社は2021年4月に、物流サービスレベルに応じて複数の価格を提供するメニュープライシングを取り入れた取引制度を導入し、トラックが隙間なく積める量の製品を注文すると割引になる「満車割」や、ケース単位ではなくパレット単位で注文すると割引になる「パレット割」、1週間以上前に注文すると割引になる「早期発注割」などを実施。

また、日用品・化粧品大手として初めて、すべての発注を翌々日以降配送へ変更することで、ゆとりのある準備と配送により、ドライバーが無理なスケジュールで配達しない環境を構築している。同社によるとこれらの仕組みにより、導入後2年間でトラックの台数を5800台、CO2排出量を950トン、トラックドライバーと物流従事者の作業時間を5800時間削減できたという。

ユニリーバ・ジャパンが導入したメニュープライシングは、経済産業省・農林水産省・国土交通省でも、物流危機対応の処方箋として取り扱われ、同システムをいち早く導入し、良い成果を上げている先進事例として、同社の取り組みが評価された。加えて、「令和4年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」に、パートナー企業7社とともに、大賞の国土交通大臣表彰を共同受賞している経緯がある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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