宅配ロボットとドローンを同システムで制御、ZMP

サービス・商品自動運転ロボット開発のZMP（東京都文京区）は20日、ロボットを制御する独自開発のシステム「ロボハイ」の対象にドローンを追加し、複数のロボットとドローンが連携した配送作業などの統合管理プラットフォームとして、開発段階であるベータ版の提供を開始すると発表した。

同社が開発した宅配ロボット「デリロ」など地上を走行するロボットと、空を飛行するドローンを同システムで制御することで、それぞれの位置情報や状況の共有を円滑に行うことができる。例えばドローンが長距離輸送を担い、各戸への配送を宅配ロボが行う場合などに、それらを連携させた統合的な管理が可能になる。

ロボハイは施設や街単位でロボットを統合的に管理し、エレベーターなどの設備や業務システムなどとロボットを連携させ、人手を介さないロボット運用を可能にするシステム。ロボットの位置や状態をリアルタイムで監視することができ、複数種、複数台のロボットが混在する空間において群制御・群管理を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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